販売士の資格とは
「販売士?なにそれ?」と初めて聞くという人も多いかもしれませんね!
販売士とは、リテールマーケティングとも呼ばれますが、販売士検定を受けて合格すれば取得できる資格です。
販売士検定に向けて勉強することで、百貨店やスーパーなどの小売店で売り上げを上げるために、売り場の販売員として必要となる知識を身につけることができます。
つまり、小売店で販売する「プロ」を育てるための資格とも言えますね。
モノを売ることは簡単ではないですし、高いコミュニケーションスキルや買いたくなるような売り場作りも売り上げに影響してくるでしょう。
こういった技術や知識を身につけることができるのが販売士の資格です!
小売り業界の店員が取得するのにピッタリの資格ですが、流通業界にいる人またはこれから目指そうという人にもおすすめしたい資格になります。
なぜなら、販売に必要となる商品知識はもとより、販売技術や仕入れ、在庫管理の方法、そしてマーケティングにいたるまで専門的に学ぶことができるからです。
販売士の資格取得でなれる職業
販売士と言うからには、やはり小売店での販売員が適していますが、販売士の知識は流通業界でも通用する知識でもあります。
モノを売る仕事であれば身に着けておいて損はないスキルですので、転職を考える場合にも有利だと言えるでしょう。
すべての小売店とは言いませんが、小売店によってはこの販売士という資格を重視してくれる店舗もあり、そのような会社に就職したいと思うのであれば、資格を取っておくと非常に有利です。
販売士の資格の魅力
この資格は商工会議所が主催となって実施される検定試験です。
「販売のプロ」として認定を受けたことになりますので、自信を持って販売に取り組めるはずですよ。
聞き慣れない資格と言ったものの、実は1973年には創設されていますので、すでに40年以上もの歴史がある資格なんですね!
販売士検定は1級・2級・3級の3レベルが設定されており、数字が高いほど難易度が低くなります。
つまり、3級は入門レベルとなり、2級は中間管理職レベル、そして最高の1級になると店長を任せられるレベルにまで到達できます。
1つ1つ達成するたびに、ヤル気もアップしそうですよね!
販売士の資格の取り方
販売士検定は、1級は毎年2月中旬、2級は2月中旬と9月下旬、3級は2月中旬と7月中旬というように2月中旬は共通していますが、2級と3級は少し異なりますので注意が必要です。
受験資格は特に条件はないため、誰にでも受験することができます。
3級・2級については1ヶ月もあれば学習できますが、1級は難易度が高くなる上に面接試験も加わります。
独学でも不可能ではありませんが、効率よく受験するなら通信講座や養成講習会の利用がおすすめです。
興味ある方は、ぜひパンフレットなど資料を集めてみてくださいね!